路地広場のつくりかた

ROJI-JI の広場

　G-Ⅱ　公園・広場・緑道　の　イラストギャラリー

1.　公園・広場のイラストギャラリー

●公園・広場のイラストは、まちづくりプレゼンテーションのハイライト、
とも言えるものです。

まちづくりは、入居者プロフィール、すなわち住民の年代層や嗜好傾向を基に、
周辺環境を考慮して計画するわけですから、人々が集い、憩う場所の性格が、
どのようなものなのか、しっかりと描かれていなければ街のイメージの伝わり方
は半減してしまいます。

・人工池に面した広場。等間隔の列植で、端正なイメージをにじみ出す。

・郊外の子供たちが多い住宅地の広場。　井戸水を利用した小さなせせらぎの遊び場を工夫。

●公園や広場は、入居予定者の年代と、周辺環境の要素を加味し、コンセプトを明確にして計画したいものです。
イラストを描く時も、何をポイントにするのかを決めて描画し、それを中心に周囲の景色を描き広げるとよいでしょう。

・比較的大規模な住宅地の公園。象徴的モニュメント。

・ガーデニングを楽しむ、こじんまりした共用の中庭。

・高台の芝生広場。主役の桜の木を中心に。

・公園と隣接した憩いの広場。四阿で日曜市を開こう。

・住民管理の小さなハーブ公園。

・住民のための日曜菜園。

・造成斜面利用のガーデニング。

・集合駐車場を兼ねたみち広場。

・既存樹（カツラ）を残して広場に。

・湧水をロックガーデンに。

・調整池も普段は芝生広場に。

・既存のクスノキを残して。

・けやきの株立ちの大木。

・サークル道路に連続した集会所広場が、街の核に。

・漁港の景色が見える、新しい街の展望広場。

・築山やフィールドアスレチックのあるウエルネス広場。

・災害用井戸水ポンプで、子供たちが遊べると楽しい。

・共用道路と芝山が一体化した、コミュニティ広場。

・木陰を作る公園のベンチは、私的な空間を提供する。

2.　緑道のイラストギャラリー

●歩行者用専用道路は、無機質な塀やフェンスで囲むのではなく、
　　隣接する家々が高木や草花植栽を提供して、緑道が形成されると、
　　とても楽しい生活道になります。
　　四季の草花や、果樹を植えることで、潤いのある街にしたいものです。

・敷地を提供しあった生活道路で草花や樹木もシェア。

●『緑道』の定義は
　　特に決まってはいませんが、
　ＲＯＪＩでは、こんな風に考えています。
　１．新緑、花芽、紅葉などを、
　　目で楽しめる道。
　２．小鳥のさえずり、虫の声、
　　子供たちの歓声
　　が聴こえてくる道。
　３．果実や草花の、良い香りのする道。
　４．ご近所さんと、
　　おしゃべりができる道。
　５．夏は涼やかな風、
　　　冬は温もりのある日溜り、
　　　を感じる、安全で楽しい、散策路。

　すると、道の内側に、緑化スペースが
　取れないような狭い道でも、隣接する
　家々がその緑を提供し合うことで、
　立派な『緑道』となりますね。

・緑道には、共同管理の四季の草花スペースを残す。