・ランドプランニング手法 :
土地利用計画の際に、その土地固有の地形、自然風土、及び特徴ある景観を無理なく取り込みながら、道路や宅地などを作っていくこと。
マイナス要素の強い景観であっても、むしろその状態をありのままに活用し計画に落とし込むことで、より個性的な土地利用が可能になる場合が多い。
このように土地の特徴を自然体でとらえた結果、まちのアイデンティティが明確になり、まちの求心力が高まってくる。そのことで居心地の良いコミュニティの場を生み出すことが初めてできるようになる。
また、そうした結果、住人の自然な生活動線を尊重した計画とすることも可能になる。
現代の都市計画による人工的で直線ばかりの道路や区画割りは殺風景なまちなみになりがちであるが、それに比べ、自然な景観を再現でき、変化の中に親しみのある生活環境を生み出すことができる。